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トリックオアトリート

まだまだ行きます。
ここから何故かキャラ崩壊がおき始めます。

「トリックオアトリート!」
「!」

街中を駆ける小さな緑色の影を見つけ声をかけたら、目をまん丸にして驚かれた。

「あなたは、牡丹さん…なの?」

ツインテールの髪を揺らして首をかしげる姿はかなり可愛いい。仙人掌が気に入るのも納得できる気がする。 

「そうだゾ! 仮装していろんな人にお菓子を貰いに行くんだヨ!!」
「そうなの…お菓子を持ってないとどうなるかしら?」

持っていないと言いつつもごそごそとポケットやバック、帽子の中まで探している。

「持っていないとイタズラされちゃうんだヨ!」
「イタズラは嫌なの。」

しゅんと落ち込む姿にも癒されるとは。小動物を飼う人はこんな気持ちがわかる気がする。

「でも持ってないからイタズラを受けるしかないの…」

覚悟を決めたように此方を見る。でもやっぱり怖いのか手にしたぬいぐるみをぎゅっと抱いている。

「それじゃあお言葉に甘えて…うっぷ!」

スパーンという音とともに見事顔面ど真ん中にパイが直撃した。

「幼い子をいじめるのは感心しないな。」
「仙人掌さん!」

追加のパイを片手に颯爽と現れた仙人掌をみて、余り感情を出さない彼女の声が明るくなったような気がした。

「コンニャクちゃん、約束の時間なのに、珍しく遅れるから心配して見に来てよかった。怪我はないかい?」
「私は大丈夫なの。でも牡丹さんが…」

コンニャクの帽子の位置を直してあげながら、仙人掌は牡丹を一別する。

「君に怪我がなければ問題ないさ。」
「大有りだヨ。バカ野郎!あっ。でもこれ美味しいヨ。」
「ハロウィン仕様でカボチャクリームにしてみました。」
「上手くて腹立つナ。」

そんなやりとりをしているとじっとコンニャクが此方を覗きこんだ。

「そのパイ、美味しいの?」
「気になるのかい?お店にも同じものを用意しているよ。それに君の好きなミルクティーも用意してある。」

さりげなく仙人掌がコンニャクと牡丹を引き離す。

「コンニャクの分の菓子はそのパイでいいだろう。足りなければ追加するぞ。顔面に。」
「顔は嫌だヨ!」
「ではもういいだろう。じゃあコンニャクちゃん、こんな狼女は置いて、お店に行こうか?」

仙人掌がコンニャクの手を引き、エスコートの形をとる。

「牡丹さんは狼女なの?私は食べられちゃうかしら…」
「いやいや、君は俺が守ろう。」
「オイオイ!狼は寧ろそっちダロ!」

去り行く二人に声をかけると、仙人掌だけ引き返してきた。

「何を言っている、男はみんな狼だろう。」

余りにも堂々とした発言にぽかんとしていると、仙人掌は再びコンニャクの手を引き自分の店へ向かいだした。

「コンニャクちゃん!逃げて!超逃げテ!!」

去り行く背中にそう声をかけるしか出来なかった。



510さん宅からコンニャクちゃんをお借りしました。いや、いろいろとスミマセン…苦情は受付ます…
仙人掌の口説き方が、誘○犯ですね。
コンニャクちゃんがかわいくてついつい…

逃げて、超逃げて。
それにしてもなぜか牡丹は悲惨な目をたどるのです。

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